シニアのにゃんこ達、不調に陥る

先週の2023/02/07 水曜日に、ネコによるネコの圧迫死未遂事件があった。

西の出窓の方から、へふへふへふと変な声がして、東のテーブルを慌てて離れた。

はなちゃんが赤い舌を少し出して、ぐったりしていた。

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※ 写真や動画をアップロードしようとしたが、何度やっても途中でフリーズしてしまいできなかった。wordpressのメディア用ストレージからいくらか削除したにも関わらず。。。

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舌が出ていることに慌てて身体全体を観察できておらず、まーくんの前足二本が肺のあたりを押さえつけていることに気がつくまで3秒はかかった。

はなの体を出窓から引っ張り出して母のベッドに移した。酸素ジェネレータのチューブを鼻の近くに持っていき背中をしばしさすった。3分もすると普通に歩きだしてことなきを得た。

この日から、はなちゃん、数え年で19歳なのだが、浅く乾いた咳が目立つようになり、食欲、活動、ともに著しく低下した。

へふへふへふと音が聞こえるたびに、酸素を吸わせてと背中をなでなで。1日のうちで2回くらい、咳がある。それは二分ほど続く。落ち着くと、5~6分後に再度、咳が出る。

2回目の咳が収まるとそのあとはもう数時間ほど咳は出ない。

はなちゃんは心臓と腎臓、大切な臓器がポンコツになっているので仕方ない。

はなちゃんがそんな状態だというのに、小梅まで不調に陥った。こちらは数え年で18歳、2年くらい前から腎臓がポンコツになっている。食欲廃絶といっても大袈裟ではないくらいになった。

既に病気なのだから不調に違いないが、より深刻な不調は突然やってくる。。。

気分が悪いようで、舌なめずりをしたり、何も入ってない口をクチャと動かしたり。ちゅーるにも顔を背ける。小梅も不調だと気づいてから2023/02/08で三日ほど経った。

今日、小梅は昼間にやっと動いてラビットケージの上で少しの間、日向ぼっこをしていた。でも、食べない。

歳をとってから日に日に痩せて背中はゴツゴツと背骨を直に感じるほどである。はなちゃんの方は、まだ少し皮下脂肪がある。それでも腰のあたりの肉はごっそりなくなっている。

はな、小梅のお腹の張りを三本の指先で押さえてみて、健康体と比較したが明らかな差異はなかった。聴診すると腸の動く音は聞こえたので少しほっとした。

はなちゃん、小梅、ともに積極的治療や延命措置はしないと決めている。なので、受診していないのである。かつての後悔から「しない」と決めたのだ。

数時間事に呼吸数、心拍数を見て、彼女達のしんどさを推し量る。しんどそうなら酸素チューブを近づける、体を撫でる、声を掛ける。

昨年の暑い暑い夏を乗り切った2匹の姫猫たち。

今になって堪えているのかもしれない。

「もうすぐ桜の香りがするから廊下に出よう」

「四月の、ママの超お忙し時期になったらまたお利口さんにしていてね」

「まだ、<あっち>へ行かないでね、もう少しこっちにいてね」

そんな言葉をかける。

先に橋を渡って神様のお庭へ引越して行った子達には、「まだ連れて行かないでね」と、心底から祈る。

少しだけピリピリしている動物舎。

姫猫達の容態が少しでも回復しますようにと祈るばかりの動物舎。

助けたつもりで殺してしまったアリさん、ごめんなさい🐜

I’m sorry, Ali-San(ant)🐜. I killed you with the intention of saving you.

at Convenience store.

There were large 🐜 ant, over 10mm long, on the shelves lined with seasonings and was moving right and left through the bottles of salt and dressing.

I knew he would be knocked off, if he was found, so I took the bag of condiments that the ant had stopped at and I moved him to the floor.

Quick, hide somewhere!

I was looking at him for a moment, I wonder if the white floor would stand out too much to the black ant.

After I finished my shopping, I returned to the spot and found that the ant was flattened.

Very, very, very, very, very, very, very…

I was sad.

I had tried to save him, but I had put him in a dangerous place.

I’m so so sorry, Ant.🐜

コンビニでのこと。

調味料が並ぶ棚に1センチ超えの大きな🐜アリがいて、食塩やドレッシングのボトルを右往左往していた。

見つかったら叩き落とされてしまうと思い、アリさんが止まった調味料の袋を持って床に移動させた。

早くどこかに隠れてしまえ! と、思い少し眺めていたけれど、黒いアリさんにとって白い床は変に目立ってしまっただろうか。

自分の買い物を済ませてその場所に戻ったら、アリさんはぺしゃんこになっていた。

とても、とても、とても、とても、

悲しくなった。😭

助けるはすが、かえって危険なところに下ろしてしまったのだった。

ごめんね、アリさん。

黒猫、17歳になる。

愛猫、小梅は今日2022年6月10日が推定誕生日。17歳。

テーブルの下、ほぼ一日、母の傍にいる。

2005年7月2日、早朝に拾い上げた。まだ、330gほど、お皿からはミルクを飲めた。ガンと闘うゴールデンリトリバーくんが公園の植栽に隠れる仔猫をみつけてくれたのだった。

ご夫婦がゴールデンくんのリードを持ったまま立ちされずにいて、そこへ通りかかり連れ帰ったのだった。

お姫様として故猫モカとはなにたくさん可愛がられて育ったため、一歳にもならない頃にはのんちゃんを追い出してしまうほどだった。

あの朝から早、17年。慢性腎臓病(CKD)と付き合いながら、気に入らない若い殿猫を元気に追いかけている。

追いかけられるのは白猫の槐。布団の下に潜る彼と間違えられて、母のふくらはぎをがっしり噛まれたのは5月。もう勘弁してねと思いながら、この6月も噛まれた( ˙꒳˙; )

のんちゃんのことがあって、一度は実家で面倒をみてもらおうと四国へ連れていった。その日の夜中に脱走してしまい、2ヶ月ほど大阪から週3くらいで通い、のどが潰れるまで名を呼んだ。

新聞広告をうち、その情報から小梅を見つけ、やっとのことで大阪に連れ帰った。当時、逃がしてしまったばぁばが途方にくれ、占い師にみてもらったという話も聞いた。「3ヶ月ほどでもどる」と言われたらしい。自分のうちに戻る気持ちのある猫ならば、そこまでかからない。占い師も猫を知っているとみえた。

そういえば、大阪から阪神方面へ転居してまもないころ、はなちゃんの目の瞬膜を爪で引っ掻き割いたこともあった。V型に切れ込んだ傷は残るが視力に影響はなかった。そのはなちゃんも3月に18歳を迎えた。

小梅だけは、車の少ない日曜日などは、ときどき猫じゃらしの草を食べさせてやるために、アパート裏の敷地に連れ出してやる。夏場に限ったことで小梅が楽しみにしている。

室内飼育に切り替えてから、一切出さない年月があったが、CKDとなってからは悔いのない人生を送らせてやりたいと、ときどき以前のように外へ出してやるようにした。はなも同じくだが、廊下を歩き階段を上がるも疲れるようで3分もすればだっこで部屋にもどる。

小梅は敷地の外にもでて、歩道を行く人や自転車を見送る。耳が少し遠いようで、車の音に気づかず横切ろうとするので、一方通行の公道に出ているときは見守っている。

そんなこんな、いろいろやらかしてくれる小梅さん。

もう少しここにいて。

四国の実家から抜け出してもちゃんと大阪方面、東へ東へと向かって進んでた、偉かったね。

初めてあった時、逃げずにすんなり抱っこさせてくれてありがとう。

今日も平和な動物舎。

ほかのみんなもありがとう。

ネコのしっぽぴーんとプルプルは甘えている証拠

まーくん。ほんとの名前は、MICHAEL JUNIOR

まーくん。大人になってから縦抱っこが大好きになった。縦抱っこは、人間の赤ちゃんを抱くような姿をさして勝手にそう呼んでいる。

まーくんに限らず、ネコがしっぽをぴんと立てて尾根からプルプルっとさせているときは、

ママ、大好き!

甘えたい気分!

・・・という、サイン。

できるだけ応えてあげたいものだ。

毎日をただ生きる生きものたち。

お天気も良くて冷たい空気を入れると気持ちよい。早々に風に当たりにくるにゃんこもいる。

はなちゃん、来春18歳。左前脚の関節が少し変形してもう長い。ジャンプは苦手になった。心臓かに時限爆弾を抱え腎臓もスカスカになってそれでも普通にでも、懸命生きている。

なんて事ない日常が一番大切。

Xmas も正月もない、動物舎。

みんな、ここを選んでくれてありがとう。

ネコ(イヌ)の血圧計とSPO2プローブ

待ちに待った。最初に購入手続きをしてから実に1ヶ月待って海外のショピングサイトでオーダーした血圧計が数日前に届いた。

電源ケーブルは別売りで2000円を切るくらい。単三電池で動くのだが在庫を切らしていて、やっと電池を買った。

CONTEC 08A-VET というしろもの。amazonでも取り扱いがある。

amazon 9785円配送料無料

探し始めたとき、こんな価格では販売されていなかった!

送料を入れなければ7000円を割っていたのに、輸送中にサイト側からキャンセルが2回あって3度目にオーダーするときには値上がりしていた。

その時は、Amazonと比較することもなく、「安いに違いない」とまよわず購入したところ、今日現在おやすくなっていてがっかり。

はな、小梅、槐、バルジェと手当り次第、カフを巻き付きたときの反応をみた。

はなと小梅、バルジェは問題なく測定まで辿りついた。

①はな 前腕 臥位 ②小梅 前腕 臥位
2匹ともにCKD フォルテコール服用中
赤字は設定した範囲を超えていることを示す
バルジェ 1歳 健康児 PRは末梢血流での拍動数
バルはかなりドキドキしたようだ。
測定が終わったあとのはな
SPO2 測定中

測定器は段階的にカフに空気を入れて血管を圧縮しては圧を抜くということやっているらしく、繰り返し測定後に数値の表示がぴたっと止まり、測定完了となる。

血流からコロトコフ音を拾うシステムなので血圧計からはカチカチとチープな音がしていた。SPO2プローブは赤いレーザー光線が印象的だ。

チープなところは価格からして仕方ない。

データは50件ほど記憶できるが個体別ということはできない。廉価モデルなのでしかたなし。

血圧計には異常値の範囲を設定できる。アラームは鳴らさないで色表示だけ変えることにした。どこかの論文から、正常なネコの血圧データを入力して高値と低値のめやすとして設定した。

SYS 115.7 ± 14.6 mmHg 収縮期

DIA 79.2 ± 12.7 mmHg 拡張期

MAP 79.2. ± 12.7 mmHg 平均血圧値

近似式での計算によるMAPなのか直接測定なのかは不明。多分、測定だと思うのだが説明書(英語のみ)をそこまで読んでない。近似式は載っていなかった。

SPO2測定は本来、舌をクリップで挟むやり方であるが、意識があるためそんなことは許してくれない。

後足の指先で測定できるかやってみた。クリッピング次第で測定できた。正確さに欠けるのは仕方ないとして、91パーセントは人ならまあ許せる範囲くらいの酸素濃度かもしれない。

母の人差し指は太すぎて測定不可であった。^^;

口呼吸している訳ではなく、運動量が極度に少ないため息苦しいのではないかと、プローブありの血圧計を買ったのだ。

酸素濃度はよくわからず微妙なので、データを持って、近々にかかりつけの先生のところへ行ってみよう。

はなの心拍はスコープ(聴診器)とメトロノームアプリで測定していたが、嫌がるようになり、スマホのカメラレンズで末梢血流変化を読み取るタイプに変えた。スコープで測ったデータと比べ大きな差はなかったので、はなの場合、HRとPRはほぼ同じとみなして記録している。

はなは、不整脈があるのだが、それはPR測定中にピッピッ音が途切れることと、スマホ画面に表示されるグラフの波形が乱れることでわかる。

あとは、ぐにゃりと曲がる直腸体温計があれば、基本的な健康チェックはすべてできることとなる。治療については抗菌剤、抗ウィルス剤、点眼薬、ネブライザー治療、皮下輸液、皮下注射が可能である。注射用抗生剤は僅かな量でも高価なので、そこは家計に痛い。

木曜日の今日、朝はヘルパーさんとともに2時間かけての清掃、午後から月例の課題制作をしたあと、血圧計祭りとなった動物舎であった。昇段試験の制作は本日休業となってしまった。

少し騒がしかった動物舎。

肉球落款印(墨)があちこちに見つかる動物舎。

それでも平和な動物舎。

みんな、ありがとう。

明日、男の証🐱を捨てる日。

Balge 2020/05/08 Birthday

どの子も体重がしっかり増えてから不妊しているのであるが、諸事情で遅くなることもある。

バルは同期の七生と違い、ひたすら甘えたの泣き虫。去勢済みの兄猫にマウントされて踏み踏みされても、おとなしくじっとしているような子である。

尿のスプレーもなく、発情期特有の声もない。

最近たまに見られたことは、トイレ掃除が遅れているときに、粗相をすることだった。

母の近くへ来て、しゃがんでほんの少しおしっこをしてアピールするのである。

「早くトイレ掃除してくれないとできないよ〜」

そんなふうに言われているようだった。

最後の記念撮影⑴
記念撮影⑵
2021/03/18 夕方にお迎え予定

多頭飼育のため、前日夜からの絶飲食は辛い。なので、前泊で絶飲食をしてもらう。

片側の睾丸に5ミリ程の切開傷で縫合なしの術式。腕の良い先生なので、傷口から化膿した前例もない。

ハイシニア、はなちゃんはバルと仲良しだから今夜バルがいないことを不審に思うかもしれない。もう一度、説明しておこう。

CKDのはな、食事中に振り返ってもらった。
数日前、1ヶ月ぶりの皮下輸液、60ml。
2021/03/29 には18歳になる。
バルはおばあちゃん猫はなちゃんが好き。

あれこれと何かが起きる動物舎。

老いも若きもそこそこ元気な動物舎。

みんな、ありがとう。

こちらもよろしければ…のぞいてください。

http://tankeishou.wordpress.com

箪袿抄寿々莉 筆の会

小さなお客様

友人のデグーをしばらく預かることになった。

うちのコとは胎盤ちがいの兄弟である。
ケージを分けて、いつものように匂いの交換、
ケージ越しのお見合いを経て同室になってもらった。

里親の友人に似て、態度はでかい、落ち着きはない。^_^;

若いにゃんこは同じデグーでも、「よそもの」とわかるらしく、しきりに気にする。
危ない危ない。

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同居初日はうちのコは押されっぱなし。^_^;

2日目。。。

もうすっかり仲良し、一安心 (*^^*)

日向ぼっこ中のうちのコ

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うちのコと泊まり客

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ネコのいる情景

就寝前、足元側のホットマットに集まるにゃんこ達。

今日はそこそこに寒いのか集まりがいい。
反り返ってるのは長老、モカ。

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モカとはなちゃん、のんさんとMj. 、まるで二組のカップルのような。。。

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黒猫の小梅は軽く夜食を摂ると、クローゼットの住人に意地悪をしに行った。
図々しくコロンの屋根付きピンクハウスに潜りこんで出てこない。

うんともすんとも言わず、小梅はただ座っている。けれど、母の元に必ず戻ってくるのは自明であるので、出ておいでと呼ぶのは5、6回まで。

爪研ぎ用に置いてある重量充分の段ボールケースは相当役に立ってるのがわかる。

小梅を見遣って、段ボールの寛ぎ場ではコロンが迷惑そうな表情を浮かべている。
コロンも、一晩中小梅にハウスを占拠されることはないとわかっているらしい。

さっきまでは小梅に対して唸っていたが、むだと知ってか唸り声は止んだ。

コロンは今日、初めてカップボードのうえでゆっくりと数時間も過ごした。誰かに邪魔される前に、自分からクローゼットへ戻って行くこともできた。大きな進歩である。

去年3月、紆余曲折あって預かりであった動物舎に家族として戻ったコロン。大きな身体から想像しがたい神経質さ。初めて会うネコ達。耳の長い動物。不慣れなことばかりだった。

家出事件から一年が過ぎ、はなは足腰の衰えた様子が明白になってきた。タイミングを何度も計らないとこたつテーブルにすら上がれない。

母も猫達も老いていくのは仕方ない。

若いグループの琥珀、Mj. 、コロンの3人に刺激をもらって、おじいちゃん、おばあちゃん組も頑張って欲しい。