こんにちは ! ネコ好きのテレビっ子です。

昨年、三毛猫の琥珀を保護してから、母としての役目に重きをおかざるをえなくなりました。(^^;

とかいってもそれが案外うれしくもあり、複雑なところです。

ボランティア運営の書道教室も生徒さんのライフサイクルによって生徒数が減少!!

う~、ぐぐぐ苦しいーーーという状況のもと、ほそぼそと、だけど気持ちだけは熱くもって指導させていただいてます。(^^)♪

「陰陽師」

  「陰陽師」は夢枕獏氏の小説である。数年前にはTVドラマにもなった。主演は野村萬斎・伊藤英明だったと思う。
今年の春になってから手に取った一冊だった。飛天の巻・付喪神ノ巻・鳳凰の巻と続くお勧めのシリーズである。
  平安時代に実在した陰陽師、不思議な術を操り怪異事件を解決するのが彼らの主な仕事であったらしい。
その陰陽師の一人、安倍晴明は右大臣三位源博雅と懇意であり、何かにつけ博雅は晴明の屋敷に座している。
 晴明は普段から易々と式神を操り、また哲学者の顔もかいまみせる。一方の博雅は、好漢とされ笛の名手である。
懐に「葉双」(はふたつ)という鬼からもらった笛を忍ばせている。このふたりがさまざまな妖異や怪異を解決してゆく。
  夢枕獏氏は平安時代の朝廷、市井や背景をかなり研究しているらしい。引用された詩・和歌には日本の古典も豊富で、

唐の李白などもある。ただしほとんどが原文をそのまま引用、注釈がない。そのため古典漢文にくらい方にはこのあたりを
苦痛に感じるかもしれない。しかし、気に病まず読み進めば注釈なしであってもその古典がいかに効果的が理解できる。
 短編集の形なので時間のない方も是非読んでみてはいかが?
 

「天使の耳」

東野圭吾氏の短編集のタイトルです。
交通事故から始まるミステリー、全6篇。
・・・う~ん、むむむ、そうきたか・・・
とうならされる結末。
 
読書の苦手なあなたにお勧めです。
標題の一篇は特に面白くよくできています。
 
素人が玄人の作品にこんなコメントを
書いていいのだろうか、いや、よくないな。きっと(^^;