おじさん猫、まーくんが3月から毎日と言うくらい吐き始めた。はなも吐くようになっていた。
普段、2匹ともたまに毛玉をはくものの、こんなに頻回は珍しい。しかし、長年の経験と知識から、「ストレス性」と判断、苦手の受診は見送った。
4月19日に終えた師範試験に合わせて、2月に増して3月からはあれこれ種類も枚数もたくさん書いてきた。
申し訳ないけれどその間、にゃんずの遊び相手をする時間も、猫砂トイレ掃除の回数も減った。
4月19日夕方。
みんなー、終わったよ。こっち来ていいよ。
長い間ほおっておいて悪かったね。
がまんばっかりしてもらったね。
ごめんね、ありがとう。
にゃんずたちは理解したようで走り回り始めた。抱っこ抱っこー!と二本足で立ち上がるこもあれば、膝に乗ってくるこも。ベッドに行けば、全員が一旦集合する。みんな好きなところで眠るので、一堂に会するのはなかなかないことだ。
みんな、ごめん。ほんとにありがとう〜。
ふと、気づくと20日にはまーくんの嘔吐がピタリとやんだ。
母の殺気にまーくんの胃腸は軽く炎症を起こしていたのかもしれない。人は言葉のみならず醸し出す雰囲気でも、周りのものを傷つけることができるのだと思い知った。
母の戦いが終わって安息が戻った動物舎。
猫たちのご機嫌が治った動物舎。
みんな、ありがとう。